「ストーリー・セラー」 有川浩

本当に本当にこんなの読んでる暇なんかないんだけど、つい……
友達が図書館で借りてたから、「次私借りるから!」って言っちゃって。
そしたら模試の休み時間に持ってきやがって、そのまま読み始めちゃったじゃないか!

sideAとsideBに分かれてる。全然違う話。
SideAの方は、………………

泣いた。

これ以上言うとネタバレになるけど、とにかくびっくり!!
私は「受験勉強の合間に軽く読みたい」と思ってたのに。
のっけから……うん……

それに対してSideBは、まだ希望が持てた。
私としては、ね。

それにしても、あの有川浩さんが!!
信じていたのに……
次からはちゃんと誰かにレビューしてもらってから読もう。

父と子

時間が飛ぶように過ぎていく……
落ち着いて考えたら、パソコンを触る暇もマンガを読む暇もないはずなのに、どうしてうちには面白そうな本が着々と増えてゆくんだろう……

私が本屋に行って、「面白そうだなー……でも勉強しなきゃ」と自分を抑えて帰宅してみたら、本棚にその本があったりする。
父が購入してるみたいなんだけど。
親子って恐ろしい。

ひょんなことから

ひょんなことからiPadを手に入れてしまった。
私の両親は電子機器に弱いので、必然的に私がいろいろやらなきゃいけないんだけど……
なんか時間がなくて手出しできない状況がつづいている。
とりあえず「つみネコ」入れたいんだけど。
あー、時間ない。
っていうか、この時期にiPadって……
勉強するなっていうお告げ?

「謎解きはディナーのあとで」  東川篤哉

テストが終わって心が荒んでたときに衝動買い。

あらすじ。
お嬢様で刑事の宝生麗子が難事件に遭遇して、お屋敷で執事に事件の内容を話したら執事が即解決。
短編が6つ。
新しい安楽椅子探偵って感じ。

お嬢様キャラが出てくる話自体は新しくもなんともないし、口が悪い執事とかも漫画とかじゃよく出てくるけど……本当おもしろいです。
掛け合いが絶妙というか、センスあるというか。
ミステリの方も、
そこでそう決め付けるのはどうだろうか!?
と言いたくなるものもあるけど、ちょっと捻ってあって楽しく読めました。

6つ短編があって、謎解き場面はだいたい5〜6ページで終わっちゃう。
お嬢様が執事に概要を説明してすぐ「お嬢様はアホですか」とか言われちゃうんだけど、アホじゃなくても分からないと思うんだよね。
でも、そういうところも安楽椅子探偵物の醍醐味なので……

とにかく、受験勉強に疲れた心に潤いを与えてくれました。

絵に描いた餅

なんか……やりたいことが増えてゆく。
最近、手帳のメモ欄に「受験が終わったらすること」っていうコーナーを作ったけど、そこにもう軽く20個はメモってる。

例えば「iPod nano買う」とか。
ていうか、買いたい(古くなったから買い直したい)と思ってたのに、新しい世代になって、タッチパネルに。
あれ使いやすいのかな?
小さすぎて不便な気が。
でも、もし「つみネコ」っていうゲームができるんなら買ってもいいかな……
うーん……
ま、受験終わったら考えるけど。

もうひとつ、大きな悩みが。
PC買いたいと思うんだけど、デスクトップにするかノートにするか。
学校に持っていく機会があるかもしれないからノートを親は勧めるんだけど、私は画面が大きい方がいいなあ。
2台欲しい……

さっきの話に戻るけど、もしiPod touch買ったら問題解決じゃない?
でも、私の性格考えると、touchにしたらPC 使わなくなりそう。
立ち上げるのがめんどくさくなって。
でもでも、touchなら確実に「つみネコ」できるんだよね。

あー、悩みは尽きないなあ。

「天地明察」  

天地明察」やっと読めました。
学校の図書館では予約が入りすぎてて……

作者の冲方丁さんって、ライトノベル出身の方だよね…?
作品は読んだことなかったけど、名前だけは。
本屋で見たときは、なんでこの人がこのサイズの?って思ったし、時代物だと知ったときは結構びっくりした。
あ、でも、私が知らなかっただけかもしれないけど。


内容について。
渋川春海という人が授時暦を完成させる話です。
かなり史実に基づいてました。
日本史を勉強してる高校生にはいいかも……
まあ私には関係ないが。

個人的に、「この展開なのにこうなるのー!?」って所がいくつかありましたが、時代物なのでしょうがないか、とも思います。
作者がラノベ出身者だから、ベタな内容だろうと思ってたからかもしれません。


受験勉強が辛くなると同時に読みたい本が増えるって……なんでだろう?
とりあえず、三浦しをんさんのあのシリーズを読破したい。
受験終わってからになるかもしれないけど。
あと、「サマーウォーズ」。
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