「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信

普段はあまり会話のない父子だが。たまーに読書について語り合うことがある。食事に行ったときとか。
その会話の中で、父が勧めた本がこれ。
ミステリーの短編集。
夏だから読んでみようかなーと思って、家の本棚から出してみた。

ラスト一行の衝撃。
確かに。
帯に堂々と銘打ってるだけありますな。

全部が全部ラスト一行ってわけでもなかったけど、終盤の展開が鮮やか!!
1つ目の「身内に不幸がありまして」。
これは、ほんとにラスト一行だった。最後で落ちました。
他も私は好きだったけど。父は1つ目だけって。そんなことないのに。


ところで、私は最近めっきりミステリーを読んでなかった。
書店でも図書館でも、ミステリーを見てもあんまり読みたい感じがしなかったんだよね。飽きたのかな?と思ってたけど……
私が無意識のうちにミステリーを避けてた理由がわかった。

怖い……

私はここ数年ですっかり怖がりになってた!
いやー
この本も、読んだあとしばらく風呂に入れなかったからね。鏡を見るのが怖くって。
そんなに怖い話じゃないのに。弱くなったな自分!!
ということで。
今夏の目標は、ミステリーに慣れること!
もう夏も残り少なくはありますが……
読むぞー( ̄▽ ̄)