「死と乙女」 赤川次郎

na-kuryu2010-03-05

久々の赤川次郎
久々とか言っても、2作目だけど……
実は「セーラー服と機関銃」も「三毛猫ホームズ」も読んだ事ない。学校の図書館にないからしょうがないんだって。

「あの人、死のうとしている」
なぜかは分からないが、電車に乗り合わせたある人に対してそう直感的に感じ取った少女。
その人が死んだ世界と死ななかった世界に分かれて物語が進んでいきます。
要するに、パラレルワールド

かなり印象的。
何がって、そのスタイルが。
ページの真中に線が引かれてて、上と下で全然別の話なんだよね。
違う話なんだけど、登場人物は同じだし、その設定も近いから、ほんとこんがらがって。
初めはすいすい読み進めていったけど、3章くらい読んだところで訳分かんなくなっちゃって、それからメモを取った。写真ね。

母が勝手に読んでて、「これ読んだことある気がする」とか言ってたけど、これだけ独特な形式の本を覚えてないってことは、たぶん読んでなかったんだろうね。



赤川次郎は、「吸血鬼はお年ごろ」しか読んだことなかった。
三毛猫ホームズ」読んでみたい。